英会話教室のグループレッスン、個別指導、オンラインレッスン、デジタル教材、スマホアプリ、テキスト、リスニング教材、YouTubeなど、有料から無料まで、さまざまな上達ツールが選び放題な恵まれた時代ですが、実際に「あなたに一番合った上達プラン」をどうやってカスタマイズしたらいいのか、どこから始めたらいいのかわからない、、、という生徒さまが多いです。
どんなプランが良いかは、学習者の学習スタイルだけではなく、部活や保護者の送迎・通学等、意外な観点からも考慮すべきです。
部活・仕事していると英検合格は難しい?
意外と、部活や仕事で忙しい人の方が「タイム・マネジメント」や「効率化」の観点が身についている場合が多く、資格試験に有利な場合があります。
いかに短時間でやるか、今日は30分しか対策できない、という状況で学習しますので、なんとなく惰性で机に向かっている人よりも高い集中力を発揮します。
つまり、英検合格は「だらだら」とやるものではなく「限られた時間の中で集中してやる」のがお勧めです。
夏休み最後の日に、焦って宿題を片付けた様に、「明日試験だ!」という感覚で取り組むことが吸収力を高めます。
もし、明日試験だったら、今日あなたは何をしますか?
もし、明日試験だったら、「あー、単語をもっとやっておけば良かった~」と悔やんだり「長文問題、無理だなー--」と思ったりすることでしょう。
実際に試験直前になったら、「何をしておけばよかったと感じるか」というのが「今あなたが取り組むべき課題」です。
1分立ち止まって、「何に取り組むべきか」に思いを馳せてください。
過去問対策を1セット解くことで、さきほどの「今あなたが取り組むべき課題」が、より具体的に見えてきますので、まずは1セット、時間制限を設けてといてみましょう。
一人ではなかなか取り組めない、という人なら、英会話教室やオンラインレッスンの先生と一緒に取り組むのも良いでしょう。
常に「試験直前」のアドレナリンを意識しながら取り組める人が、最短距離で合格できる人です。
保護者が仕事で忙しいと英検合格は難しい?
以前なら、習い事の送迎問題がありましたが、オンラインレッスンや優良アプリが充実する現在では、送迎不可という状況もハンデにはなりません。
ただ、お子さんが自発的に「スマホを開いて学習アプリをやる」のは、なかなか難しい、という声もよく聞きます。スマホやタブレットを開いたら、ラインやゲームの誘惑が待っていますから。。。
となるとやはり、オンラインのライブレッスン(ビデオ教材ではなく、実際に講師とレッスン)がお勧めの方法となります。
オンライン・レッスンを「時間のある時に予約する」という自由予約制は一見便利な様ですが、「忙しくて気が付いたら1か月ぶりのレッスン」というパターンをよく目にします。
日時が決まっていた方が保護者もご本人もスケジュール感が生まれ、「この日は英語」という意識が定着しますから、英語を習慣化&継続したい人には、「オンラインレッスンの定期受講」がお勧めです。
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理数系より文系の方が合格しやすい?
文系の人の方が合格しやすいイメージですが、ゲーム攻略的に英検問題を攻略するタイプの理数系の生徒さんも、文系の生徒さんと同レベルで合格されています。
英文法は「論理的」構造で曖昧さが少ないため、理数系の人も「的確な文法習得」が出来れば、あとは「単語力」「読解力」との戦いになります。
級が上がるほど、膨大な数の習得が必要になりますので、英単語に関してはレッスンだけでなく、スマホの無料アプリやYouTube動画など、「ゲーム感覚」で「隙間時間」を活用できるツールがお勧めです。
特に理数系の生徒さんの場合は、英語ゲームで学習履歴が残るタイプのツールで達成感を味わいながら、短期間に語彙数を伸ばしていらっしゃいます。
ただ、この「単語」もただ意味を覚えるだけでは長文読解やライティング、スピーキングで点数をおとしてしまいますので、覚えた単語を使って話すレッスンの機会を持ちましょう。
英語は「コミュニケーションツール」であることを忘れてしまっては、上達レベルに限界があります。
一方、文系生徒さんの場合は、「テキストに付箋」「マーカーでハイライト」「マイ単語帳作成」など、様々な「書く系」の作業を楽しみながら上達されている場合が多いですね。ヨレヨレに使い込んだテキストを見て達成感を味わうのが英検学習の楽しさでもあります。
ビデオ教材は上達するか?
デジタル系コンテンツは、「達成度」「学習日」「習熟度」が分かるタイプのものの方が継続しやすいです。
また、ビデオ学習の成果が出ているかどうかを、定期的にチェックするタイミングを設定した方がいいですね。
貴重な時間を割いてビデオ教材を視聴しても、「結局覚えていなかった」というのではもったいないですね。また、どんなに優れたビデオ教材でも1度見ただけで全て覚えるのは不可能です。
学習内容をチェックしたり、復習しないと、ただの時間の無駄で終わってしまいます。
ランダムにYouTubeやブログなどで学習している人は、「学習ノート」や「Googleドライブのスプレッドシート」に学習履歴・習得した内容・分からなかったところ、などを記録していくことで、「せっかく見たのに、ほとんど忘れた」という悲劇を回避できますね。
記録をとるのがめんどうだ、という場合は、同じ動画を3回観て、完全に覚えた、という状態までもっていきましょう。100本のビデオを見てほとんど忘れてしまうより、30分の動画をカンペキに覚えている方が、実際の試験では役に立ちます。
どこで・何時間勉強すればいいか
定番は、自分の部屋の勉強机だと思いますが、意外と「だらだら」無駄な時間が流れていたりします。
同じ部屋でも場所を変えたり、部屋そのものを移動したり、スタンディング・デスクで立ったまま勉強したり、「30分ごとに」少しずつシチュエーションを変えることで「高い集中力」のまま学習に取り組むことができます。
また、同じ場所で座ってやるのが一番落ち着く、という人なら、有名な「ポモドーロタイマー」を活用して、ベストな脳の状態をキープしましょう。
要するに、「集中力の最大化で、短時間学習」がキモになります。
逆に、「時間」ではなく「タスク」ベースで計画を立てる方が集中できる人もいます。
つまり、「30分やる」ではなく「単語を20個完璧に覚えて例文をれるまでやる」という具体的な学習目標を作成し、それが出来るまでは休まずやる(すぐに終われば、すぐに休める)、というタイプの学習方法です。
筆者は性格的に「学習目標ベース」で勉強していました。
日々の限られた時間の中でどのような成果を出せるかは、その人の学習スタイルに最適な学習スケジュールを立てれるかどうかにかかっています。
まずは「自分の集中力を最大化させる学習スケジュールとは?」にしっかり向き合ってみましょう。
おススメ教材
しっかり対策すれば得点源になる英作文
インプット中心の英語学習では結局使える英語力にならない、というのは誰もが実感していますね。益々国際的な発信力が求められるこの時代、英作文対策をしっかりやることは、英検合格につながるだけでなく、実際に使える実践力が身に付きます。
早速今日からはじめましょう!
英検問題で語彙と文法をカンペキに
細かい文法や単語の丸暗記はもうたくさん、という人には、「画像で印象的にアプローチする文法」テキストがおススメです。
英検問題形式で文法パターンに慣れる事ができますので、一石二鳥の効果です!