受験勉強と英検対策のバランス

受験勉強と英検対策のバランス

あなたの状況に合ったバランスを見つけよう

年々、合格者の低年齢化が進んでいますが、ask本校でも「うちの子もそろそろ英検受けたい」と小学校低学年の保護者の方からの問い合わせも増えています。

中高生になれば受験勉強で忙しくなるので、小学校卒業までに、ある程度の英検級を取得していたい、取得英検級が優遇される大学を目指している等、理由は様々ですが、小学生にも人気の英検。

小学生の間に英検準2級まで取得する生徒さまも増加傾向にあります。

では、実際に受験勉強の真っただ中にいる中高生は、どんな風に受験勉強と英検対策をバランスさせているのでしょうか?

今回は、取得級と学年・学習量・レッスン数・英語学習期間などの傾向をみながら、「どうやってバランスさせるか」に解を出していきましょう。

理想的な一発合格コース:高3上半期で準1級取得

現在既に高校生の人で、英文科や国際関係の分野を目指しているなら、3年生上半期で準1級取得が理想的ですね。

単純に逆算していくと、以下の様になりますが、必ずしも1回で合格できるとは限りません

高3(6月):準1級取得(準1級の難易度を考慮し、取得まで1年半で計算)

高1(10月):2級取得(中3の受験シーズンを考慮し、取得まで1年半で計算)

中3(6月):準2級取得

中2(6月):3級取得

中1(6月):4級取得

小6(6月):5級取得

部活や塾などとの両立となると、上記のスケジュールをさらに1年~2年程前倒して対策を始めると、安心です。

安全コース

一発合格コースをより確実にするために、また、極力受験勉強とかぶらないように前倒しにしたのが安全コースです。

高1(1月):準1級取得(準1級の難易度と中3の受験勉強を考慮し、取得まで2年で計算)

中2(1月):2級取得

中1(1月):準2級取得

小6(1月):3級取得

小5(1月):4級取得

小4(1月):5級取得

如何でしょうか?

上記のケースですと、高校生になったら準1級に注力できるだけでなく、中学生で2級を取得していた場合、英検優遇措置が受けれる高校を受験できたりするので、色々と嬉しい状況となります。

準1級合格までのロードマップ

上記安全コースを達成するために、小学校4年1月で英検5級合格、としていますが、ではいつから対策を始めればいいのでしょうか?

また、週に何時間英語学習をすればいいのでしょうか?

「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能が総合的に評価される英検では、「過去問だけを黙々と解く」という方法では、準1級に到達できません。(3級ぐらいまでは可能です)

「英語感覚育成」「会話・ディスカッショントレーニング」「ナチュラルスピード英語を膨大に聞く」という、一見、英検対策としては遠回りに思えるトレーニングが、実は、とんとん拍子の合格を加速させるのです。

英語感覚育成とは?

ブロークンでも英語だけでの会話が成立するトレーニングによって、「英語脳」が育ちます。「英語だけで」会話が成立するトレーニングでは、ゼスチャーやリズム、イラスト、ツールなどを使用しながら、「相手が何を伝えたいか」「自分は何を伝えたいか」にフォーカスしてレッスンを進めます。

英語感覚トレーニングの育成は、早ければ早いほど効果が高く、またスムーズです。つまり、一般的に言われているように、幼稚園から英語を始める、というのが効果的ということです。

幼稚園で総合英会話レッスンをスタートし、小学校3年生くらいまでに、様々なシチュエーションの英語を聞き・話すトレーニングを積み重ねましょう。

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会話・ディスカッショントレーニングとは?

英検ライティング・スピーキングでは、「自分の考えや意見を論理的に話す」「説得力のあるまとまりのある意見を述べる」事が求められ、このスキルは一朝一夕では身につきません。

総合英会話のステージで十分な会話量を持つだけでなく、英検5級対策が始まっても、「自分の考え・気持ち」をしっかりと英語で伝える練習を積み重ねてください。

「文法説明」に終始しているスクールではなく、「文型パターンを応用してどんどん話すトレーニング」を実施しているスクールがおススメです。

例えば、be able to…(~することができる)の意味と例文を覚えたら、更に、この表現を様々なシチュエーションで練習する事が効果的です。

また、英検では級が上がるほど、社会的・世界的なニュースのトピックから出題される事が多いですから、日頃からニュースの話題を英語でディスカッションするトレーニングが不可欠です。

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ナチュラルスピード英語を膨大に聞くとは?

英検受験級に合わせたスピード(リスニングCD等)よりも、YouTubeやテレビドラマ・ニュース、アニメなどのナチュラルスピードの英語をどんどん耳を慣らしましょう。

「何を言ってるか分からない」状態でも全然OKです。

イラストで英語初心者でもなんとなくわかる動画

世界中で人気のエレンのトーク番組をYouTubeで聞き流す

英語のクイズやゲームなどの動画

スマホやタブレットで動画を見る時に意識的に海外の動画をみるだけでなく、普段から「英語を聞き流す」事で、知らず知らずのうちに英語の音やリズムに耳と脳が慣れていきますので、騙されたと思って1年間続けてみてください。

部活・塾と英検対策の両立

現在すでに中高生の人にとって、学校の試験対策だけでも十分大変な中、部活や塾にも時間を取られ、英検対策をする「時間が全くない」ことでしょう。

ではどうするか?

1.整理整頓

意外かもしれませんが、忙しければ忙しいほど、整理整頓を徹底する必要があります。

モノを探す無駄な時間、非効率的に配置された勉強道具や日用品、そういったものに埋め尽くされていると、「あー、忙しい、忙しい」という思いに圧倒されてしまいます。

次の週末は腹をくくって、部屋の整理整頓を実行して下さい。

「成績が上がる配置」「勉強がはかどる配置」「合格できる配置」を意識しながら、いらないものを捨て、自分が最も優先すべき事に集中できる配置をデザインしてみましょう。

すっきりと片付いた部屋にいるだけで、やる気が出てきます。

そして、「やらなくてもいい無駄なこと」からも解放されましょう。

2.やらない事を決める

綺麗に片付いた部屋にいるあなたが次に取り組むべきことは「やらない事を決めること」です。

「え? やることが多すぎて、やらない事なんて決めれない」と感じるかもしれませんが、「やらなくていい事を知らず知らずに惰性でやっている」事がとても多いです

「学校の休憩時間、単語を10個覚えたいけど、友達としゃべってしまう」

「通学時のバスでリスニング教材を聞きたいけど、好きな音楽を聴いてしまう」

「友達の悩み事ラインに返信しているうちに、気づいたら夜の12時」

「勉強の休憩にちょっとゲームで気分転換しようとしたつもりが、ゲームの合間に勉強状態」

「勉強中のBGMをさがしているうちに、面白い動画を見つけてYouTubeを2時間見ていた」

「食後、気づいたらテレビを3時間見ていた」

「考えているつもりがぐるぐると堂々巡りをしていた」

「勉強しているつもりがただ単に教科書の文字を書き写していた」

「勉強中に、前髪が気になって、気づいたら30分鏡の前にいた」

など、「本当にやりたいこと」と「実際にやっていること」にギャップはありませんか?

「実際にやっていること」の中に、「やらなくてもいいこと」がたくさんあり、自分がどんなパターンで行動しているかを、一度モニタリングしてみましょう。

「やらなくてもいいこと」を見つけたら、それを「やらない」と決めてください。

3.勉強は時間ではなくて「ターゲット」で計画を立てる

「週末は何してたの?」「ずっと勉強してた」

と答える生徒さんが多いのですが、「何を勉強したの?」と聞くと「学校の宿題」「テスト勉強」と答える人がほとんどで、「実際に何を学んだのか」「どこにターゲットを置いて学習したのか」はあまり意識していない場合が多いです。

「単語を200個覚えないといけない」という場合、何度もノートに書くのは修行チックで楽しいですが、まずは自分がどのレベルで200個の単語を覚えたいのかを定義できていないと、「いくらやっても全然覚えられない」という状態になってしまいます。

筆者が単語を覚える時は、「その単語の用法」をなるべくたくさん調べ、その単語の「核」をとらえます

また、その単語を使った例文を自分用にカスタマイズして、いくつか作ります。

そしてその単語を含んだ例文を実際に話してみます。

その単語の核をとらえ、様々なシチュエーションで使われて試験で出題されても意味が分かるようになりたい」と思って取り組んでいるので、単語のみを写経するのが逆につらいですね。

また、この方法で単語を覚えると、単語の定義だけでなく、構文力もつくので、ライティング対策にもなり、一石二鳥なんです。

また、最近では、例文とリスニング音源がセットになった教材も数多く販売されていますので、通学時のバスなどでは、そういった教材も活用し「バスの中では単語丸暗記マシーンになる」のもいいと思います。

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