難易度は中学中級程度
英検4級では約600~700語(5級の2倍)。時制(過去・未来)の他、比較・不定詞・動名詞など、文法内容も高度になる。
合格点
英検CSEスコア:英検4級1次試験で各パートに割り振られるスコアは500点満点。合格基準スコアはリーディング・ライティングの合計で622点、録音形式のスピーキングテストで324点(スピーキングテストは合否に関係ない)。
合格率
英検4級の合格率は、65~70%程度。英検CSEスコアの導入により、各パートの技能バランスを重視することが重要。そのため、4技能をバランスよく伸ばすことが合格のカギを握ります。
学習時間の目安
学年と英語のキャリアによって個人差はありますが、中学2年生レベルの内容を理解している人なら、1日30分~1時間、毎日過去問等を解けば、合格できる内容です。
尚、中学2年生の内容を未習得の場合は、文法理解と語彙・熟語・長文・リスニング・スピーキングなど、毎週1時間~2時間以上、レッスン受講と自習を積み重ね、同時に過去問などで試験スタイルと時間配分などのトレーニングを平行させながら、概ね1年で合格する場合が多いです。
4級で長文をしっかりやる
英検4級の長文問題は、設問の語彙を拾って、長文中でその語彙を探すことで、ある程度解ける問題も多いですが、4級のステージで、このタイプの解き方だけでクリアしてしまうと、3級になったときに長文問題で苦労することになります。
少し面倒でも、日ごろから英検4級の長文をすべてしっかり精読する習慣をつけておくことが、今後の英語生活を大きく左右しますので、だまされたと思って長文読解に時間をかけましょう。
時間配分
リーディング35分・リスニング30分: 計65分。
・短文の語句空所補充 :8分
・会話文の文空所補充 :3分
・日本文付き短文の語句時整序 :3分
・長文の内容一致選択 :18分
目安としては、合計32分でリーディングパートを解き終わり、残りの3分で間違いがないかの見直しをします。英検4級一次試験の1か月前くらいから、6セット程度を解き、時間配分の感覚を身につけましょう。
得点目安
合否は英検CSEスコアに基づいて判定されますが、これまでの試験結果に基づいた得点目安としては、全体の目標点は65点満点中41点(63%程度)
測定技能と検定形式
筆記(35分)/リスニング(約30分)
リーディング
- 短文の語句空所補充…15問
- 会話文の文空所補充…5問
- 日本文付き短文の語句整序…5問
- 長文の内容一致選択…10問
リスニング
- 会話の応答文選択…10問
- 会話の内容一致選択…10問
- 文の内容一致選択…10問
主な場面・題材
- 場面・状況…家庭、学校、地域(各種店舗・公共施設を含む)、電話、アナウンスなど
- 話題…家族、友達、学校、趣味、旅行、買い物、スポーツ、映画、音楽、食事、天気、道案内、自己紹介、休日の予定、近況報告、海外の文化など
出典:英検公式サイトはこちら