英検準1級の一次試験は、2024年度のリニューアルで問題数と出題形式が大きく変わりました。語彙問題は25問から18問に減り、そのかわりに英文要約問題が新設されてライティングが2題になっています。それなのに、筆記の試験時間は90分のままです。つまり、以前と同じ解き方をしていると、ライティングで時間が足りなくなります。
この記事では、英検指導26年のあおぐみが、英検準1級 一次試験の最新の問題構成・問題数・時間配分を整理し、リーディング/ライティング/リスニングそれぞれの対策と、二次試験(面接)の練習素材までまとめて解説します。
2024年度リニューアルで変わった点|問題数とライティングの題数
2024年度第1回から、英検準1級の一次試験は次のように変わりました。旧形式(〜2023年度)の問題集や対策記事を使っていると、問題数も配分もズレてしまうので、まずここを押さえてください。
| セクション | 〜2023年度(旧) | 2024年度〜(現行) |
|---|---|---|
| 短文の語句空所補充 | 25問 | 18問(-7問) |
| 長文の語句空所補充 | 12問 | 6問(-6問) |
| 長文の内容一致選択 | 12問(3部構成) | 7問(2部構成・-5問) |
| ライティング | 意見論述 1題 | 英文要約+意見論述の2題 |
| 筆記の試験時間 | 90分 | 90分(変更なし) |
ポイントは3つです。
- マーク問題が49問から31問に減った:リーディングで稼げる問題数そのものが少ないので、1問の重みが増しました。
- 英文要約が新設された:約200語の英文を読み、60〜70語で要約します。読解力と表現力を同時に問う、準1級で最も対策が手薄になりやすい問題です。
- 時間は増えていない:問題数が減ったぶん、そのまま要約に持っていかれた形です。「リーディングを速く終わらせて、ライティングに時間を残す」設計が必須になりました。
なお、問題冊子の表紙には「ライティングテストの出題は2題です。忘れずに、2つの問題に解答してください。」と印刷されています。要約の解答欄は解答用紙のA面(表面)、意見論述の解答欄はB面(裏面)です。裏面に気づかず1題まるごと空欄という事故が起きうるので、開始直後に両面を確認する習慣をつけておきましょう。
英検準1級 一次試験の構成と問題数(現行フォーマット)
試験時間はリーディング・ライティングテスト(90分)とリスニングテスト(約32分)。リスニングはすべて1回読みです。
リーディング・ライティング(90分・マーク31問+記述2題)
| 大問 | 形式 | 問題数 | 問題番号 | 本文の分量 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 短文の語句空所補充(4択) | 18問 | (1)〜(18) | 1問18〜40語 |
| 2A | 長文の語句空所補充(4択) | 3問 | (19)〜(21) | 245〜260語・3段落 |
| 2B | 長文の語句空所補充(4択) | 3問 | (22)〜(24) | 245〜260語・3段落 |
| 3A | 長文の内容一致選択(4択) | 3問 | (25)〜(27) | 405〜420語・3段落 |
| 3B | 長文の内容一致選択(4択) | 4問 | (28)〜(31) | 510〜525語・4段落 |
| 4 | 英文要約(記述) | 1題 | 解答用紙A面 | 原文約200語 → 60〜70語で要約 |
| 5 | 意見論述(記述) | 1題 | 解答用紙B面 | 120〜150語 |
大問1の内訳には、知っておくと得をするクセがあります。(1)〜(14)が単語問題、(15)〜(18)の4問が句動詞・連語問題という並びで、2024年度以降はこの構造が続いています。単語は動詞・名詞・形容詞が中心で、副詞は0〜2問と少なめ。句動詞は2024年度以降どの回も4問という並びなので、ここを固めておくと得点が安定しやすくなります。
大問3は2級と違ってEメール形式が出ません。3A・3Bとも説明文・エッセイで、特に3Bは500語超と準1級の最長セクションです。ここで時間を使いすぎると、ライティングに回す時間がなくなります。
リスニング(約32分・全29問・すべて1回読み)
| 部 | 形式 | 問題数 | 問題番号 |
|---|---|---|---|
| Part 1 | 会話の内容一致選択(Dialogues) | 12問 | No.1〜12 |
| Part 2 | 文の内容一致選択(Passages・4セット×2問) | 12問 | No.13〜24 |
| Part 3 | Real-Life形式の内容一致選択 | 5問 | No.25〜29 |
Part 3のReal-Life形式は、アナウンスや留守番電話などの状況説明を聞いて「この人が次に取るべき行動」を選ぶ問題です。選択肢を先読みできるかどうかで正答率が変わるので、練習段階から「音が流れる前に選択肢を読む」習慣をつけておきましょう。
英検準1級の時間配分|90分の使い方2パターン
90分で、マーク31問と記述2題をさばききる必要があります。得意分野は人によって違うので、時間配分に唯一の正解はありません。ここでは長文読解が速いタイプと、英作文が速いタイプの2パターンを用意しました。模試や過去問で実際に測りながら、自分の型を決めてください。
パターン1|長文読解が速い人の時間配分
リーディングに自信がある方は、長文を手際よく片づけて、ライティングに45分を確保します。要約に20分・意見論述に25分を割けるので、見直しの余裕まで生まれます。
パターン2|英作文が速い人の時間配分
英作文の型が体に入っている方は、ライティングを35分で切り上げ、そのぶんリーディングを55分かけて丁寧に解きます。ただし「35分で2題書き切れる」ことを、事前に必ず実測しておいてください。
時間配分の目安(リーディング・ライティング90分)
※あくまでも目安で個人差があることをご了承ください
| セクション | 問題内容 | 問題数 | パターン1 長文が速い | パターン2 英作文が速い |
|---|---|---|---|---|
| リーディング | 語彙問題 (1〜18番) | 18問 | 1問 1分 (計18分) | 1問 1分強 (計19分) |
| 長文の語句空所補充 (19〜24番) | 6問 | 1問 1分30秒 (計9分) | 1問 2分弱 (計11分) | |
| 長文の内容一致選択 (25〜31番) | 7問 | 1問 2分半程度 (計18分) | 1問 3分強 (約25分) | |
| ライティング | 英文要約 (60〜70語) | 1題 | 20分 | 15分 |
| 意見論述 (120〜150語) | 1題 | 25分 | 20分 | |
| 合計 | 90分 | 90分 |
パターン1(長文が速い人)の内訳
- リーディングに合計45分
- 語彙問題:1問1分(計18分)
- 長文の語句空所補充:1問1分30秒(計9分)
- 長文の内容一致選択:1問2分半程度(計18分)
- ライティングに合計45分
- 英文要約:20分/意見論述:25分
パターン2(英作文が速い人)の内訳
- リーディングに合計55分
- 語彙問題:1問1分強(計19分)
- 長文の語句空所補充:1問2分弱(計11分)
- 長文の内容一致選択:1問3分強(計約25分)
- ライティングに合計35分
- 英文要約:15分/意見論述:20分
解く順番はどうする?
ライティングを後回しにして時間切れになるのが、準1級で最も痛い失点パターンです。要約と意見論述は、書けなければ0点がそのまま確定してしまう記述問題です。次のどちらかを、あらかじめ決めておきましょう。
- 順番どおりに解く:大問1〜3を決めた時間で切り上げる自制心がある人向け。時計を見て「45分になったら長文の途中でもライティングへ」と決めておきます。
- ライティングを先に解く:時間切れの不安が強い人向け。頭が疲れる前に記述を終わらせ、残り時間をすべてリーディングに使えます。ただし解答用紙のA面・B面を取り違えないよう注意してください。
英検準1級 リーディング対策|語彙と長文を同時に鍛える
準1級の語彙は「単語帳を読む」だけでは点にならない
準1級の大問1は、意味が近い4つの語から文脈に合う1つを選ばせます。evade / avoid / dodge / escapeのように、和訳では区別がつかない選択肢が平気で並びます。つまり、「単語=日本語訳」で覚えた語彙は、そのままでは得点になりません。文の中で使われた状態で覚え、実際に4択で選ぶ練習を重ねる必要があります。
長文についても同じことが言えます。準1級の長文は、専門誌の論文ではなく一般読者向けの解説記事の文体です。難しい専門用語が出てきても、たいてい直後に平易な言い換えが添えられています。「知らない単語で止まる」のではなく、前後の説明から意味を回収して読み進めるのが準1級の読み方です。
おすすめ教材:英検準1級 ひたすら単語と長文(改訂版)
あおぐみが出している準1級のリーディング演習書です。2024年度以降の新形式に合わせて、1章=本試験1回分(31問)×10章=厳選310問を収録しました。単語も長文も、同じ1冊のなかで本番と同じ形式のまま解けます。
- 厳選310問を10章に構造化:1章が本試験1回分(31問)。10章で本番10回分の演習量になります
- 2024年度以降の新形式に対応:短文18問/長文空所2題/長文読解2題という現行の構成そのままで演習できます
- 全選択肢に解説:正解の根拠だけでなく「なぜ他の3つは違うのか」まで1問ずつ。準1級の微妙な意味差はここで詰めます
- 全文MP3音源を無料配布:問題文も長文もすべて音源化。紙で解いた文章を、移動中に耳で復習できます
- A4大判・書き込み前提:長文にマーカーを引き、余白にメモを残しながら解けます
長文問題を素早く解くテクニック
リーディングでは「スキミング」や「スキャニング」といったテクニックを使い、短時間で要点をつかむ練習をしましょう。スキミングは文章全体の流れをつかむため、スキャニングは特定の情報を素早く探すために有効です。
スキミングとスキャニングの磨き方
1. スキミングを磨く方法
スキミングは、文章全体の概要や流れを素早く把握するためのテクニックです。
1.1 見出しや段落冒頭文に注目する
- 文章の見出しや段落の最初の1〜2行は、内容を要約することが多いです。
- 練習として、新聞記事やエッセイなどを使い、各段落の冒頭文を読み、その段落の内容を要約する練習をしましょう。
- この方法で、文章全体の大まかな内容を素早く理解する能力を高められます。
1.2 時間制限を設けて練習する
- 制限時間内に文章を読み、大まかな内容を把握する練習をします。
- 例えば、1〜2分で新聞記事の一部を読んで、内容を要約するという練習を繰り返すことで、スキミングスキルが向上します。
1.3 段落ごとの要点を素早く見つける練習
- 段落の中で最も重要な部分を短時間で見つける練習をします。重要な単語やフレーズに注目し、具体的な事実よりも意見や結論に焦点を当てるのがポイントです。
2. スキャニングを磨く方法
スキャニングは、文章の中から特定の情報を素早く見つけるためのテクニックです。次の方法を実践して、スキャニングスキルを向上させましょう。
2.1 キーワードを事前に予測する
- 課題や質問文を先に読み、どんな情報を探すべきかを明確にします。
- 例えば、数字や日付、特定の人物や場所の名前など、明確なキーワードを探す練習を行います。
2.2 キーワードを視覚的に素早く捉える練習
- 練習として、リストや表を使って、特定の情報を素早く探す練習をします。
- 例えば、商品の価格表から特定の価格を素早く見つける、あるいは文章の中で特定の単語やフレーズを探し出すような課題を設定します。
2.3 文章全体を目で追う速度を速める練習
- 文章を流し読みしながら、目で情報を「スキャン」する練習を行います。
- 練習として、複雑な文章の中で特定の単語を素早く見つけるゲームやアクティビティを取り入れると効果的です。
3. スキミングとスキャニングを組み合わせた練習
- スキミングで全体の概要を把握した後に、スキャニングを使って特定の情報を探す練習を行います。
- 例えば、長めの英字記事や試験問題を使用して、最初にスキミングを行い内容をざっくり把握し、その後にスキャニングで具体的な質問に対する答えを素早く探すという方法です。
4. 練習に適した教材の例
- 一般読者向けの科学・社会記事:準1級の長文と文体が近いので、そのまま練習素材になります。
- 本番と同じ形式の演習書:時間を計って解くことで、試験形式にも慣れることができます。
英検準1級 ライティング対策|要約と意見論述の2題を攻略する
2024年度以降、準1級のライティングは英文要約と意見論述の2題です。性格がまったく違う2問なので、それぞれ書き方を分けて練習しましょう。
英文要約(60〜70語)の書き方
原文は約200語・3段落で、①背景・現象の紹介 → ②賛成派の主張 → ③(譲歩表現をはさんで)批判派の主張という構成でほぼ固定されています。この骨組みが見えていれば、要約でどこを残すべきかは自動的に決まります。
- 4文で書き切る:主題文 → 賛成側の理由 → 賛成側の追加理由(Moreover / Furthermore)→ 逆接(However / On the other hand)+批判側。公式の解答例はこの形が中心です。
- 言い換えは「一段フォーマルに、短く」:
regularly checked and kept in good condition→undergo routine maintenanceのように、名詞化や分詞構文で圧縮します。 - 具体例は抽象化して吸収する:原文の例をそのまま書き写すと、あっという間に語数が尽きます。
- 語数は上限寄りを狙う:公式の解答例は62〜70語に収まっています。60語ぎりぎりだと、要点が落ちている可能性が高いと考えてよいでしょう。
意見論述(120〜150語)の書き方
TOPICは「Should …?」型のYes/No問題で、4つのPOINTSのうち2つを選んで書きます。POINTSにはPollution、Convenience、Costs、Safetyなど、抽象的な1〜3語のキーワードが並びます。
- 4段落で書く:導入(選んだPOINTS 2つを名指しする)→ First, … → Second, … → In conclusion, …
- 理由は「因果でつなげる」:POINTを1語書いて終わりにせず、POINT → 説明 → メカニズム → 結果の順で伸ばします。Safetyなら「センサーが障害物を検知する → 事故が減る → 移動が安全になる」という具合です。
- 理由は2つまで:3つ目を足すと、それぞれの説明が浅くなり、語数も溢れます。
- 1級っぽい装備は不要:倒置や強調構文、
it could be argued that ...のようなヘッジ表現は、準1級の解答例では使われていません。B2レベルの明快な英語で、型どおりに書くほうが評価されやすい形式です。
おすすめ教材:どんどん書ける ライティング道場(改訂第2版)
ライティングの型をゼロから作りたい方は、まずこちらから。意見論述19本+要約問題19本を、モデル解答・観点・キーフレーズ・日本語訳つきで収録しています。改訂第2版では誌面レイアウトを刷新し、要約問題を本番の評価軸に沿って作り直しました。
- 意見論述19本+要約問題19本:2024年度以降の2題構成をまるごとカバー
- 「答え」ではなく「作り方」:なぜその観点を選び、どう展開したのか。思考プロセスまで解説します
- テーマごとの「使える表現」:語彙・構文・展開の型をテーマ別に整理。覚えどころはイラストで印象に残す設計です
- 改訂第2版の改善点:レイアウトを大幅刷新/要約問題の精度アップ/最新トピックに差し替え
おすすめ教材:どんどん書ける気になっちゃう ライティング道場II
「POINTは選べるのに、英語で膨らませられない」段階に来たら、続巻のIIへ。意見論述25問+要約問題25問を収録し、POINTを理由に変える展開の型を、1トピックずつ手を動かしながら身につけていく構成です。
英検準1級 どんどん書ける気になっちゃう ライティング道場II
- 意見論述25問+要約問題25問:1トピック=見開き4ページで、お題から答案完成まで通して攻略
- POINTを理由に変えるメカニズム:「POINT → 説明 → メカニズム → 結果」の4ステップ。テーマをまたいで使い回せます
- 本番想定の分量:意見論述は120〜150語・4段落、要約は約200語のパッセージと62〜70語の完成要約を収録
- 要約の技を段階的に:関係詞での圧縮、名詞化、具体例の抽象化、語数の調整、提出前の自己採点まで
💡 どちらから始める? 型がまだ無い方は「どんどん書ける ライティング道場(改訂第2版)」から。型はあるけれど中身が膨らまない方は「ライティング道場II」から。2冊を続けて解けば、意見論述44題・要約44題の合計88題を演習できます。
英検準1級 リスニング対策|1回読み・約32分を乗り切る
過去問だけでは足りない理由
準1級のリスニングはすべて1回読みで、Part 2では4セットのパッセージから各2問が問われます。科学・歴史・日常など話題の幅が広く、過去問だけを繰り返しても得点が伸びないというケースをよく見かけます。過去問以外の「活きた英語」に触れる時間を、日常のなかに組み込んでおきましょう。
- 英語のニュース・ポッドキャスト:さまざまなアクセントと話す速さに慣れます
- 解いた長文の音源を聞き返す:意味が完全に分かっている英文を耳から入れ直すと、読解と聴解が同時に伸びます。『ひたすら単語と長文(改訂版)』の無料MP3音源はこの用途に向いています
- 選択肢の先読みを習慣にする:特にPart 3のReal-Life形式は、状況設定を先に頭に入れておくと聞き取りが楽になります
二次試験(面接)対策|本番形式の問題カード24本
一次試験を突破したら、そのまま二次試験(面接)の準備へ。ナレーション・質疑応答の反射神経は、実際の問題カードで数をこなすのが近道です。あおぐみが用意した本番形式の問題カード24本を無料で公開しています。一次試験の直後から少しずつ触れておくと、合格発表後にあわてずに済みます。
- 問題カード01:動物園
- 問題カード02:AIとビジネス
- 問題カード03:在宅勤務
- 問題カード04:環境保護
- 問題カード05:介護ロボ
- 問題カード06:町おこし花火
- 問題カード07:近所の犬
- 問題カード08: 乗車マナー
- 問題カード09: パン屋のSDGs
- 問題カード10: カロリー表示
- 問題カード11: 小学生とSNS
- 問題カード12: 塾の送迎
- 問題カード13: 若者の転職
- 問題カード14: 日本で落とし物
- 問題カード15: 農業とIT活用
- 問題カード16: キャンプと虫
- 問題カード17: SNSトラブル
- 問題カード18: 観光客とマナー
- 問題カード19: 避難訓練
- 問題カード20: AIとアート
- 問題カード21: カフェ運営
- 問題カード22: 定年退職後
- 問題カード23: 思い出の保存
- 問題カード24: 会議に遅刻
面接では、想定外の質問に即興で答える力も問われます。日常のなかで英語のまま考える習慣をつけ、英語で日記を書くなどの練習を重ねておくと、本番で言葉が出てきやすくなります。ライティングでテーマ別の観点と語彙を整理しておくと、そのまま面接の受け答えにも効いてきます。
英検準1級 一次試験のよくある質問
Q. 2024年度から問題数は何問になりましたか?
A. 筆記のマーク問題は31問です。内訳は短文の語句空所補充18問、長文の語句空所補充6問、長文の内容一致選択7問。これに加えて、英文要約と意見論述の記述2題があります。旧形式(49問+記述1題)から大きく変わっているので、古い問題集を使うときは注意してください。
Q. 試験時間は何分ですか?
A. リーディング・ライティングテストが90分、リスニングテストが約32分です。2024年度のリニューアルでも筆記時間は変わっていません。問題数が減ったぶんが要約に置き換わった形なので、体感の忙しさはむしろ増しています。
Q. 要約問題は何語で書けばいいですか?
A. 指定は60〜70語です。原文は約200語・3段落。公式の解答例は62〜70語に収まっていて、上限寄りで書かれる傾向があります。4文構成(主題文+賛成側2文+批判側1文)を基本形として覚えておくと、時間内に組み立てやすくなります。
Q. 意見論述は何語ですか?POINTSはいくつ使いますか?
A. 120〜150語で、示された4つのPOINTSのうち2つを使って書きます。3つ使う必要はありません。導入・本論2つ・結論の4段落構成が基本です。
Q. 大問1の18問、どこから対策すべきですか?
A. (15)〜(18)の句動詞4問から手をつけるのがおすすめです。2024年度以降、この4問は同じ位置に並んでいるので、対策の費用対効果がはっきりしています。単語問題(1〜14番)は動詞・名詞・形容詞が中心で、副詞は0〜2問と少なめです。
Q. リーディングとライティング、どちらを先に解くべきですか?
A. どちらでも構いませんが、ライティングを時間切れにしないことが最優先です。長文でつい粘ってしまう自覚がある方は、先にライティング2題を書き切ってから戻る順番のほうが安全です。いずれにせよ、本番前に一度は通しで時間を計り、自分の型を決めておきましょう。
まとめ|2024年度以降の英検準1級は「時間設計」で差がつく
英検準1級の一次試験は、2024年度のリニューアルでマーク31問+記述2題という構成になりました。筆記時間は90分のままなので、リーディングをどこで切り上げ、ライティングに何分残すかが合否を分けます。
- まず現行の構成を頭に入れる:18問/6問/7問+要約・意見論述の2題
- 自分の時間配分を実測で決める:パターン1(読解が速い)とパターン2(英作文が速い)を試して選ぶ
- 語彙と長文は同じ形式で反復する:ひたすら単語と長文(改訂版)
- ライティングは型から入る:どんどん書ける ライティング道場(改訂第2版) → ライティング道場II
- 一次と並行して面接カードにも触れておく:上の問題カード24本を無料公開中
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