英検3級ライティング|メール問題で高得点を取るためのコツ|疑問詞別答え方

英検3級メール問題攻略法|高得点のコツ 03_英検対策
英検3級メール問題攻略法|高得点のコツ

英検3級のライティング試験では、メール形式の問題で相手からの質問に対する的確な答え方が求められます。このセクションでは、相手の質問にどう答えるかを理解し、スムーズに解答できるようにするためのポイントを解説します。

公式サイト:サンプル問題


メール問題の基本構成を理解しよう

英検3級のメール問題では、相手からの質問に対して簡潔かつ具体的に答えることが重要です。問題は、短いメールの形式で出題され、相手の質問に対する返答を書きます。メール問題の基本的な構成を押さえておきましょう。

実際のメール問題

● あなたは、外国人の友達(James)から以下のEメールを受け取りました。
Eメールを読み、それに対する返信メールを、___に英文で書きなさい。

● あなたが書く返信メールの中で、友達(James)からの2つの質問(下線部)に対応する内容を、あなた自身で自由に考えて答えなさい。

● あなたが書く返信メールの中で___に書く英文の語数の目安は、15語~25語です。

● 解答は、解答用紙のB面にあるEメール解答欄に書きなさい。なお、解答欄の外に書かれたものは採点されません。

● 解答が友達(James)のEメールに対応していないと判断された場合は、0点と採点されることがあります。友達(James)のEメールの内容をよく読んでから答えてください。

● ___の下の Best wishes, の後にあなたの名前を書く必要はありません。

https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/kakomon/2024-2-1ji-3kyu.pdf

英検協会のサンプル問題

こんにちは、メールをありがとう。
君がスピーチコンテストで1位を取ったと聞いたよ。コンテストについてもっと知りたいんだ。コンテストはいつだったの?君のスピーチを何人が聞いたの?
友達より、ジェームズ

こんにちは、ジェームズ!メールをありがとう。
(解答は、解答用紙のB面にあるEメール解答欄に書きなさい。なお、解答欄の外に書かれたものは採点されません。)ではまた、

解説

この問題は、Jamesからのメールに返信する形で、英語のライティング力を問う問題です。Jamesのメールでは、スピーチコンテストについて質問しており、具体的には以下の2つの質問に答える必要があります。

  1. コンテストはいつだったのか?
  2. スピーチを何人が聞いたのか?

返信の際は、これらの質問に15〜25語で答えることが求められます。メールの最後に「Best wishes」と書かれているため、それに続けて返信者(受験者)は自分の名前を書く必要はありません。

解答用紙のB面に解答欄があり、そこに英文で返信を記入する必要があります。解答欄の外に書かれたものは採点されないことも明記されています。

回答例

Hi, James!
Thank you for your e-mail. The speech contest was held last Sunday at my school. About 100 people attended and listened to my speech.
Best wishes,

こんにちは、ジェームズ!
メールをありがとう。スピーチコンテストは先週の日曜日に私の学校で行われました。約100人が参加して、私のスピーチを聞いてくれました。
ではまた、

解説

この返信メールは、Jamesのメールに対して明確に答えています。

  1. コンテストはいつだったのか?
    -> 「先週の日曜日に私の学校で行われました」と答えています。
  2. スピーチを何人が聞いたのか?
    -> 「約100人が参加して、私のスピーチを聞いてくれました」と人数についても具体的に答えています。

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メール設問の読み方のアドバイス

英検3級のメール問題では、設問を正確に読み解くことが非常に重要です。特に、相手の質問に的確に答えるために、以下の3つのポイントを意識しましょう。

  1. トピック(テーマ)を見逃さない
    設問メールの中で、相手が何について質問しているのか、トピックをしっかりと把握しましょう。質問が「What do you like to do on weekends?」ならば、「週末に何をするか」というトピックが重要です。トピックに関連した答えを用意することで、相手の意図に沿った回答を作成できます。
  2. 時制に注意する
    質問が現在、過去、未来のどの時制でなされているかを確認することも大切です。例えば、「What did you do last weekend?」という質問が過去形であれば、答えも過去形で答える必要があります。設問の動詞に注目して、時制に合った返答をしましょう。
  3. 人称に注意する
    設問メール内で「あなた(you)」に対しての質問なのか、第三者(例えば「彼(he)」「彼女(she)」)に関する質問なのかを把握することが大切です。「What are your plans for the weekend?」といった「あなた」への質問と、「What does your brother like to do?」という「第三者」への質問では、答え方が異なるため、適切に対応する必要があります。

これらのポイントを意識することで、メール問題において相手の意図を正確に理解し、適切な返答を作成する力が身に付きます。


疑問詞に基づいた答え方のポイント

What (何)

  • 質問例: What do you like to do in your free time?
    答え方のポイント: 具体的なアクティビティや趣味を述べ、理由を付け加えると説得力が増します。
    答え例: I like reading books because it helps me relax and learn new things.

When (いつ)

  • 質問例: When will you come to the party?
    答え方のポイント: 明確な時間や日程を示すとともに、相手に予定を共有することが大切です。
    答え例: I will come to the party at 7 pm.

Where (どこ)

  • 質問例: Where did you go on your vacation?
    答え方のポイント: 場所を具体的に答え、その場所で何をしたかや感想も含めると良いです。
    答え例: I went to Okinawa and enjoyed swimming in the sea.

Why (なぜ)

  • 質問例: Why do you like that movie?
    答え方のポイント: 好きな理由を具体的に述べ、感情や考えを共有します。
    答え例: I like the movie because the story is exciting and the characters are well-developed.

How (どのように)

  • 質問例: How do you study English?
    答え方のポイント: 自分の勉強法を具体的に説明し、学習の工夫や成果も述べると良いです。
    答え例: I study English by watching English movies and reading books. It helps me improve my listening and vocabulary.

Do (する)

  • 質問例: Do you play any sports?
    答え方のポイント: Yes/No で答えた後、理由や詳細を加えると内容が充実します。
    答え例: Yes, I play soccer every weekend with my friends. It’s a lot of fun and keeps me fit.

Did (した)

  • 質問例: Did you enjoy your trip?
    答え方のポイント: Yes/No で簡単に答えた後、印象に残ったことや体験を加えると良いです。
    答え例: Yes, I enjoyed it a lot. The weather was perfect, and the food was amazing.

Are (である)

  • 質問例: Are you interested in joining the club?
    答え方のポイント: 興味があるかどうかを表現し、理由を付け加えると効果的です。
    答え例: Yes, I’m very interested because I love playing chess.

Will (するだろう)

  • 質問例: Will you come to the picnic next Sunday?
    答え方のポイント: Yes/No で答え、さらに詳細や理由を述べると良いです。
    答え例: Yes, I will come to the picnic. I’m looking forward to it.

Can (できる)

質問例: Can you help me with my homework?
答え方のポイント: Yes/No で答え、できる限り相手をサポートする姿勢を示します。
答え例: Yes, I can help you after school.


よく出るメール問題の形式と答え方のヒント

メール問題では、相手の質問に答えるだけでなく、簡潔でわかりやすい文章を書くことが大切です。例えば、相手が「週末の予定」について質問してきた場合、予定があるかないかを明確に答え、その後予定の詳細を付け加えます。

例文
Do you have any plans for the weekend?
Yes, I’m going to visit my grandparents.

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お決まり表現をマスターしよう

以下は、英検3級のメール問題で使える20個のフレーズです。お決まりフレーズは完璧に覚えておき、本番でスムーズに回答できる様にしましょう。

  1. I’m looking forward to… (~を楽しみにしています)
    • 例:I’m looking forward to seeing you this weekend.
  2. I hope to… (~することを望んでいます)
    • 例:I hope to visit you soon.
  3. I’m interested in… (~に興味があります)
    • 例:I’m interested in learning English.
  4. I’m happy to… (~して嬉しいです)
    • 例:I’m happy to help you with your project.
  5. I need to… (~する必要があります)
    • 例:I need to finish my homework.
  6. I want to… (~したいです)
    • 例:I want to go to the park.
  7. I have to… (~しなければなりません)
    • 例:I have to study for my exams.
  8. I can’t wait to… (~するのが待ちきれません)
    • 例:I can’t wait to meet you.
  9. I would be happy to… (~して嬉しいです)
    • 例:I would be happy to join the event.
  10. I plan to… (~する予定です)
    • 例:I plan to travel to Tokyo next month.
  11. I was surprised to… (~して驚きました)
    • 例:I was surprised to hear the news.
  12. I’m excited about… (~にワクワクしています)
    • 例:I’m excited about the school trip.
  13. I would love to… (~したいです)
    • 例:I would love to visit your country.
  14. I’m thinking about… (~を考えています)
    • 例:I’m thinking about joining a new club.
  15. I hope you can… (~してくれるといいな)
    • 例:I hope you can come to the party.
  16. Let me know if… (~かどうか教えてください)
    • 例:Let me know if you need any help.
  17. It was nice to… (~してよかったです)
    • 例:It was nice to meet you.
  18. I would like to know more about… (~についてもっと知りたいです)
    • 例:I would like to know more about your country.
  19. I’m sorry to hear that… (~を聞いて残念です)
    • 例:I’m sorry to hear that you are sick.
  20. Thank you for… (~をありがとう)
    • 例:Thank you for helping me with my homework.

まとめ

英検3級のメール問題では、相手の質問に対する適切な答え方を習得することが高得点のカギです。定番の疑問詞に対して、反射的にお決まり表現が出てくるように何度も練習しておきましょう。この練習は、後日、二次試験(面接)でも役に立ちますのでしっかりと時間を書けて覚えましょう。相手が理解しやすいように簡潔で具体的な答えを心がけ、練習を重ねて表現の幅を広げましょう。


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