英検準1級ライティング・書き方の基本を5分で学ぶ

集中力を最大限高める 03_英検対策

英検準1級英作文で高得点を狙うための練習方法と必須項目

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英作文に苦手意識がある生徒さまが多いですが、実はちょっとしたコツで、あっという間に高得点が狙えます。最初は「頭が真っ白になって、何を書いていいか分からない。。。」と、ペンが全く進まず、意気消沈する事もありますので、いきなり書き始めず、まずは市販のテキストを熟読し、イメトレから始めましょう。

正しい順序で対策すれば、英作文で高得点が狙えるようになるだけでなく、会話力も伸びてきますので、バイリンガルを目指す方にとっては、絶対にお勧めの準1級英作文対策。 コツをしっかりつかんで、「下準備(後述)」が出来たら、「執筆練習(個別指導や添削サービス)」を始めましょう!

まずはイメトレ! 実際の問題はこちら

出典:英検協会(過去問)

与えられたトピックについて、2つのポイントを明確にしながらその理由を述べ、読み手を説得するようなイメージで、120語~150語で英作文を書きます。Structureは特に重要で、「instruction, main body, conclusion」の書き方をしっかりマスターしましょう。また、トピックからずれた内容のものはかなりの減点対象となりますので、「トピックは必ず2回読む」習慣を付け、話がずれないようにきをつけて下さい。

よくある質問

初めて英作文対策をされる生徒様からよく聞かれる質問と回答です。よく聞かれるのが語彙数・POINTS・必要なレッスン数です。

語彙数は120語より150語の方が評価が高いですか?

文章力が高ければ120語で説得力のあるエッセイも可能だと思いますが、ask本校では、極力150語でエッセイを書く事を推奨しています。ただし、重複する内容をだらだらと書くのではなく、論理展開を明快にしたうえで、準1級レベルの語彙・熟語をちりばめたエッセイを意識して下さい

POINTSの語彙をそのまま使った方がいいですか?

はい。その方が読み手に意図を伝えやすいと思います。但し、例えば “The environment” というポイントを選択した場合、「観光スポット建設により、光害・交通量増加による大気汚染と騒音・ゴミの投げ捨てなどの公害によって現地の生態系に悪影響を及ぼす(Construction of sightseeing spots will adversely affect local ecosystems due to pollution such as light pollution, air pollution and noise due to increased traffic volume, and dumping of garbage.)」という論理展開であれば、明らかに環境にスポットを当てていると分かるので、ムリやり”The environment” という語彙を使わなくても伝わりますね。

英作文対策は一人でもできますか?

下準備は一人でも出来ます。下準備とは、①エッセイのお題となるテーマをおおまかに掴む ②エッセイサンプル問題と模範解答を読み、エッセイの基本構成と難易度を掴む ③テーマ毎に使える語彙とその用法を覚える(表現の引き出しを増やす) の様なことは独学でも可能です。 英作文の校正は自分でやるのは難しいですから、個別指導や添削サービスなどを利用して、自分のエッセイを客観的に評価・修正してもらいましょう。

下準備にお勧めのテキストと使い方

日頃からあまり意識して考えた事のないトピックから出題される事も多い準1級では、予め、「どんな分野から、どんなタイプの質問がされるのか」を押さえたうえで、それぞれの分野から出題された際に使える語彙やフレーズを蓄えておく必要があります。

準1級英作文対策が全く初めてという場合は、以下でご紹介するテキストを購入し、「模範解答を音読・写経する」など、まずはイメトレから始めて下さい。また、その作業の中で、「この単語使えそうだ」と思ったらノートに書き留め、語彙の引き出しを増やしておきましょう。

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まず構成を覚える

高得点英作文を書くために絶対外せないのが、「構成」です。4段落の構成はもちろん、第2段落・第3段落内の構成も、「物語調(結論が最後)」ではなく、「欧米風(結論を最初に)」に書くイメージで取り組みましょう。

第1段落(introduction) 一般論 + 自分の意見

第2段落(body 1) 1つ目のポイント

第3段落(body 2) 2つ目のポイント

第4段落(conclusion) body 1 + body 2 で述べた内容をまとめつつ、お題に対する結論を述べる

高得点英作文を書くためには、①第1段落で、自分の意見だけではなく、一般論もからめる ②body 1, 2 の最初の分で、「そのパラグラフで一番言いたい事(結論)を述べる ③第4段落はお題のコピペだけではなく、body 1, 2 で述べた内容を反映させたフレーズを混ぜる、この3点が効果的です。

出題分野ごとに語彙・フレーズを増やす

トピックに応じた必須語彙・よく使う表現というのがあります。トピックの関連名詞はもちろん、「おきまり動詞」をしっかり押さえましょう。

「おきまり動詞」とは、「引き起こす」「良くなる」「悪くなる」「効果がある・影響がある」など、ポイントの理由付けをする際に必須の動詞です。植田一三先生の「準1級ライティング大特訓」テキストでは、用法がすっきりとまとまっているので、是非ご活用下さい。

また、「副詞」を上手に使う事で、語彙数を稼げるだけでなく、文章に奥行きが出ます。「大いに」「かなり」「ひどく」など、使えそうな副詞を習得しておきましょう。

高得点英作文を書くための練習方法

ほとんどの受験者が英作文満点の、ask本校受講者の皆様にお勧めしている練習方法です。少し面倒かもしれませんが、「英作文練習を楽しみ、確実に伸ばす」ために、お勧めの方法です。

英作文専用ノートを準備(大学ノート)

ライティングノートの画像はコチラ

一番上にタイトルと日付を記入

エッセイは1行置きに書き、注釈や修正を「赤ペン」で行間に書き足す

1行ごとに語彙数をカウントし、右側に語彙数を記入しておく(語彙数感覚を育てます)

英作文初心者は、市販のテキストなどをコピペしつつ、自分なりに表現を変えれそうなところや、意見が異なる部分を書き換えていく。もちろん、ググってOK.

英作文開始から終了までにかかった時間をノート最上部に記入しておく

慣れてきたら、「30分」にタイマーをセットし、30分以内に書く練習をする

出来た英作文は、必ず添削してもらう

無料サービスの有効活用

高得点英作文を書くためには、「英作文をかきまくる」のが必須です。とはいえ、「そんなに書けない。。。時間もかかるし。。。」というのが本音だと思います。 そこでおススメしたいのが、google翻訳! 遠慮せずどんどんググって、言いたい事をどんどん英語で表現していきましょう!

英作文の無料添削サービスもおススメです。有料版の方が、より高い精度で添削してくれますが、無料版でもある程度読めるレベルまで添削してくれます。

  1. Grammarly (使い方はコチラ
  2. ProWritingAid
  3. Hemingway App
  4. 1 checker

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