英検5級は、難しくないけど侮れない
英検5級は、中学1年の語彙・文法、と言われていますが、このステージで、十分な会話練習をするのが必須です。
「テスト範囲だけをやる」のではなく、「基本的な日常会話の練習」をしっかりやりましょう。
難易度
中学1年程度のレベルですが、askでは幼稚園年長さんの合格実績があり、それ以外の合格者はほぼ小学生です。語彙300~600語程度。出題される話題は家族のことや、趣味、スポーツといった身近なこと。スピーキングテストは任意で受験することができ、その結果は合否には関係ありません。
合格点
リーディングとライティングの各425点満点のCSEスコアの合計が419点以上で合格と定められています。これはあくまでもCSEスコアによる判定のため、単純に全出題数の49%の問題に正答できれば合格できるという訳ではありません。
合格率
英検5級の合格率は、概ね80%以上とされています。
学習時間の目安
過去問題をセットで解いて苦手項目特定&対策
- 過去問6回分(1回45分)4.5時間
- 間違い箇所復習3-4時間
- 語彙・文法テキスト&リスニング総合力テキスト(個人差あり)
英語の質問に対して、反射的に英語で答えるトレーニングを、何度も繰り返しましょう。5級時点でしっかりとトレーニングしていれば、今後の上達ペースが速くなります。英検の過去問だけを解いて合格する事も可能ですが、もっと大きなゴールを目指して、会話力も同時に磨いて下さいね!
受験するメリット
学校の試験だけでは分からない自分の英語力を把握できる。CSEスコアをもとにどこに重点を置いて学習を進めれば良いかわかる。
英検5級の試験内容
<試験概要>
筆記(25分)/リスニング(約20分)
リーディング
- 短文の語句空所補充…15問
- 会話文の文空所補充…5問
- 日本文付き短文の語句整序…5問
リスニング
- 会話応答文選択…10問
- 会話の内容一致選択…5問
- イラストの内容一致選択…10問
主な場面・題材
- 場面・状況: 家庭、学校、地域(各種店舗・公共施設を含む)、電話など
- 話題: 家族、友達、学校、趣味、旅行、買い物、スポーツ、映画、音楽、食事、天気、道案内、自己紹介、休日の予定、近況報告など
出典:英検公式サイトはこちら
5級のスピーキングテスト:パソコン、スマホ、タブレットなどで各自受験。オンライン録音形式。20語程度のパッセージの音読、音読したパッセージに関する質問への応答、受験者自身の身近な事柄に関する質問への応答。
時間配分
短文の空所補充問題:1問当たり30秒として、合計7~8分くらいで15問を解きましょう。
会話文の空所補充問題:1問当たり1分ほどかかるとして、合計5~7分以内で解きましょう。
語句の並べかえ問題:1問あたり1分~2分。
残った時間:見直し。